カスタマーレビュー
総レビュー数:
7
評価の平均:
4
1人中1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
完全に嘘
それは有機化学を学んだ後でこの本を見て、『ああ、いい感じに纏まってるな』と感じた人の感想だと思う
実際俺もそれで無駄な時間を過ごした
纏まってはいるが初心者に対するその纏まっている部分の説明が不十分
ハテナマークの嵐
しかし完全に悪い訳ではない
『纏まってはいる』のだから詳しく有機について述べられた参考書を終えた後だと確実に理解できるしむしろそれを終えた後の参考書は入試までこれ一冊で十分になる
俺は岡野のはじていやってからこれやって問題演習して有機化学の絶対的な実力を手にした
その俺ですらいきなりこれをゼロから始めることは不可能だった
ていうか絶対不可能
まずは本質を別ので理解すべし
そこで初めてこの本を有効活用できる
2人中1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
反応に伴う電子の動きなどに焦点を当て、個々の反応を理解させる事に特化しています。
ただ、複数の事項にまたがって反応を見比べてみると、個々の反応で説明されている電子の動きにイマイチ一貫性が見出せず(大学化学を学べば一貫性が見出せるのでしょうが)、反応の説明は理解しやすいが、入試問題を解く際に、何も見ずに本書と同じ反応の過程を再現出来るかが疑問という状態になってしまう恐れもあります。
やはり多くの参考書が採用するような「"手"を用いて、単純に"切れる・つながる"で反応を理解し、"どことどこがつながるのか?"は無条件で暗記してしまう」という勉強方法に帰着してしまいます。
問題集などでよくわからない反応が出てきて、辞書的に使用するぶんには非常に有用ですが、初学者などで、本書をやってからそれを元に入試問題を解きたいという方にとっては、本書は個々の反応の「理解」に特化しすぎるあまり、「有機の必要事項を無条件に暗記する方法」に近い労力を要してしまうかもしれません。
また、有機分野の知識的な部分に関しては、例えば「ギ酸は銀鏡反応が陽性」という事実に関して、一般的な網羅系参考書ではカルボン酸の単元の中にギ酸の項目を設けてその中で性質として説明していますが、本書はアルデヒドの検出反応のカテゴリとカルボン酸のカテゴリが別々に存在するだけで、単元間の細かい知識的なリンクがしずらい面もあります。
総合的に見て、本書は「有機化学反応のプロセス(知識事項ではない)」を、「辞書的(問題を解くためではない)」に、「理解(アウトプットのためではない)」する為の参考書だと割り切って使うのが良いかと思います。
そういう面ではかなり有用ではあります。
7人中7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
基礎知識はこれこれ,記憶事項はこれこれ,と列挙しておいて,その組み合わせを指示。
その後,入試問題で確認するという構成。20のチャプターに分かれている。
量子化学や物理との接点が意識されていて,高校の知識では無理なところは,比ゆで
説明されているが,電子配置による基本は一貫している。
1) きわめて平明かつストレート。受験標準レベルに引き上げる教育的配慮は抜群。
2) 記述に無駄がない。だからはっきりと論点がわかる。化学のロジックがはっきりと
書いてあるのがよいところです。
例 大宮某先生の化学のシリーズは,記述に無駄が多い(つまり鋭くない)。
したがって,ぼやけた理解しかできない。新研究はなんでも書くために,
ロジックが後退してしまい,記憶だけになりやすい。参考書のみで持つべき。
ほかに,大学入試にでる有機化学反応が面白いほどわかる本(景安聖士)と
いうのもあるんですが,鎌田のDoのほうがまとまっていて,ロジックが
明快。やっぱり何冊もやれないから,鎌田で押し通すというのもありかなと
思います。
3) この一冊完全マスターでおそらく,旧帝医(東大京大も含む)二次まで
オッケーぐらいの知識レベルがあります。
ほかのレビューでは,初心とか入門と書いてありますが,受験化学は
知識の要求水準はこの本で十分すぎるぐらいです。
不足なのは,問題演習。
知識を少しだけひねるのが入試問題なので,
要領のいいあたまの使い方をする受験生(私はのろまだったけど)であれば,
演習すらも十分でしょう。
■ 大学受験レベルの有機化学は,理論面を「比ゆ」「たとえ」で述べざるを得ないので,
社会人や再受験生のようなすこし知的に成長した年齢の受験生には,
実にあいまいに見えるし,記憶だけに見えるので,
どうやって勉強していいかわからないものになりがちです。とくに文系出身で,
これから医学部に再チャレンジとかの人は,数3Cと物理の電磁気それに有機化学が
鬼門です。
有機に関しては,この本で,そのような知的なレベルに応えることができていると思う。
■ これは,大学の量子化学などのと連携をはっきりと意識しているのに
それを表に出していないのがすごいところ。
おそらく,石川正明「有機化学」(駿台文庫)と双壁です。
石川著はもっと高級なところまで書いてあり,おそらく知識レベルでは
大学初年度レベルです。
二冊をつなげるとかなりの化学通になれるし,薬学や合成化学でも新発見や
新発明を考えているような,野心的な受験生にはうってつけです。
■ この本のあと,上記石川著で深めてもいいし,同じ旺文社の化学基礎問題精講・
標準問題精講で仕上げると,受験化学では,もう解けない問題はないでしょう。
数研の,重問でもいいと思いますが,まとめ方が同じほうがいいのであれば,標問かな。
■ 重要事項を大きな活字で書いた付録もあります。が,まあご愛敬。
すこしの役には立つと思うけども,コスト高要因。
こんなものであれば,もっと本文を増やして,説明を充実させたほうが良いと思います。
結論 もっとも効率的に入試レベルにまで到達できる有機化学の一冊。
3人中2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Doシリーズの無機編は理論を終えた人なら誰にでもお勧めできる万能型の本ですが、本書は特に初心者にお勧めできる良書だと思います。
教科書にある有機化合物とは大体顔見知りだけど、何と何が反応して何ができるのか、どの触媒を使えばいいのか、どの方法で検出すればいいのかという、入試でよく問われる知識がまだ十分に定着していない人にお勧めです。
入試で狙われるポイントに絞って詳しく解説されていて、問題数もそんなに多くなく難しい問題も殆ど無いので、初心者向けだといえます。収録されている入試問題は全部で32題でそのうち25題が化学Tの範囲です(他には簡単な例題が沢山あります)。
化学Tの有機の基本事項や反応系統図が纏まった冊子がついていて、センター前に重宝しそうです。
本書を終えた後は同じ旺文社の標準問題精講などでレベルの高い問題を演習すれば有機はばっちりです。
ちなみに標準問題精講と本書は著者が同じなので使い勝手が良いかと思います。
7人中2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
教科書では暗記と片付けられるところも電気陰性度やπ結合の性質から深く説明しているように思います。 しかし、それらを用いて説明するには紙面上の都合等もあるのでしょうが少し無理がある気がします。根本的な部分の説明がないので結局暗記になるのでは。そういった意味で石川氏の参考書を越えられていません。折角電気陰性度まで用いているのに、惜しいなぁというのが正直なところ。 まぁ巷に溢れる有機化合物フローを整理しただけの参考書よりは遥かに良いとは思います。