カスタマーレビュー
総レビュー数:
5
評価の平均:
4
4人中2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は、難関国公立大学の理系学部を目指す受験生を対象とし、"古典的"な入試良問を素材として、頻出で重要な解法パターンを習得するのに適した問題集です。
収録されている問題は、98〜04年に出題された国公立大学の入試問題を中心に、過去の入試から"古典的"な入試良問が選ばれています。
本書は、「はじめに」に書かれている通り、「微分・積分」の考え方を身につけることに主眼をおいて編集されているようです。
そのため、新課程入試で出題頻度が高くなっている「行列・1次変換」が弱いように感じます。
また、収録問題は「基礎はある程度出来ていること」を前提に選んでいるそうですが、どちらかというと国公立大学の出題傾向を意識し、入試標準レベルより難しい問題が中心に選ばれているように感じます。
このことから、姉妹書である「理系数学の良問プラチカ 数学1A2B」と異なり、かなり難関国公立大学向けのハイレベルな演習書といえます。このため、「数学1A2B」からの接続については、志望校の出題傾向などとよく見比べてから判断すると良いのではないかと思います。
※実際、収録されている77問のうち、国公立の問題が73問、私立大学の問題は4問となっています。
3人中1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
微積分の問題演習としては申し分ないです。しかし、数学Cの問題があまりにも薄い。
まずなぜ一次変換が一つとして載ってないのかが意味不明です。理系大学入試では普通に頻出ですよ?
16人中9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
難しい問題ばっかりですね。
しかも行列・変換とかは、ないに等しいですね。
やさしい理系という本が、けっこうヘビーなので
駿台の実戦3Cか理系標準、または荻野の天空をやって、
微積のところだけ本書で補充、というプランはどうでしょう。
解法の探求2を読んで、腕試しにココの問題をやってみる
というプランもありかな?
わりと新しい問題が採用されているのは、入試精選のアドバンテージ。
新数学演習とかは、超過去問なんで、コケはえていますよ。
10人中6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
姉妹書であるIA/IIBとは,筆者が違うので別の本と考えるべきですね。この問題集はグラフを描かせてその面積を求めさせる問題が多数を占める一般の数学3Cの問題集とは違っています。あくまでも理論的な微積分の問題を多く採用しています(もちろん面積、体積を求めさせる問題もしっかり入っていますが)。しかしこれは考え方によっては正しいのかもしれません。なぜならば難関大学は面積、体積を求めさせる問題はあまり出さず、理論的な微積分を出してくることが多いからです。出来る人と出来ない人がはっきり別れて合否判断がしやすいから。だからこの問題集のみで微積分をマスターしようとは思わずに、この問題集と平行して面積を求める問題を扱っている問題集もやっていくのがいいと思います。ただこの問題集、解説が不親切です。問題がハイレベルな癖して解答が不親切。大学の理学部の人たちが勉強するようなレベルの高い豆知識が書いてあったりと、レベルが足りないと消化不良を起こして数学嫌いを引き起こしかねません。しかし、見慣れない問題に対処する力は他の問題集に比べてつくと思います。難関大志望者向け。
11人中7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ペースメーカー的用途に適した演習書。本格的な過去問演習と並行して取り組む
難関大志望者には過去問演習の前段階に、中堅国公立大志望者には過去問演習と並行して使える演習書。入試精選問題集というシリーズの数学編という位置づけで、「文系T・A・U・B」「理系T・A・U・B」「理系V・C」の計3冊からなる。レベル的には「青チャート」「1対1対応の演習」あたりで一定の見通しを得た生徒さんが主対象であろう。
すべての分野からまんべんなく問題が収録されており、本番で差がつきそうなところをうまくとってきているので、バランスよく、中身の濃い演習ができる。過去問だけだとどうしても志望校の頻出分野に偏ってしまうので(もちろん頻出分野の演習も大切なのだが)、それを補う意味でもこの本をうまく使ってもらいたい。解説は昨今の参考書を見慣れた生徒さんには若干そっけなく映るかも知れないが、導入部分をしっかり読みながらノートに答案を作ってほしい。
あえて問題点をあげるとしたら、(これは河合出版の本全般にいえることかも知れないが)同じシリーズでも本によって対象レベル・難易度に差がみられること。文系と理系で難易度に差があるのは当然だが、「理系T・A・U・B」に比べて「理系V・C」が格段に難しいという話も聞く(極限分野に難問が多いからだろうか)。もし両方使うなら前者→後者の順にする、後者を使う前にたとえば「理系入試の最速攻略」数学V・C(文英堂)のような導入書をはさむなど工夫したい。