カスタマーレビュー
総レビュー数:
12
評価の平均:
5
1人中1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
結論から言いますと
これ一冊を納得いくまで繰り返せば別次元に到達できます。
現代文の論理として基本にあたるニ項対立、読解における意味段落の構成などが主な着眼点であります。
我々が普段、現代文を解答する際に無意識に「想像」「予想」して企てていた、いや企てた「つもり」でいた、これら二項対立や意味段落の分け方を教えてくれる良書です。
10題ありますが
本書をきちんとこなせば、後半になるにつれ
「現代文は所詮類題にすぎない」
と思うように
なるでしょう。
しかし現代文の力は
・読解力(論理)
・知識力(背景知識)
の二面があります。
本書で読解力の分野においては関関(※同)立・GMARCHレベルの現代文は瞬殺できます。
※同志社大は40文字以内の記述対策が別途必要
先ほどあげました知識力の分野については別に参考書が必要です。
また学校や予備校で最も扱われにくいのがここにあたるので、自学しておけば有利になります。
具体的には
偏差値30〜50なら
・ことばはチカラだ(河合出版)
偏差値50〜なら
・現代文キーワード読解(Z会出版)
をやりこむとよいでしょう。
最後に注意を述べておきますが
本書は薄くライトな参考書に見えますが中身はかなりハードです。
直前期に焦って手を出す本でもなければ、中途半端な意識の自称受験生の「怠け者の絆創膏」になるような本でもありません。
腰を据えて夏休み等にじっくり格闘するべき本です。
しかしその山を登りきった受験生にはきっと現代文の女神が微笑んでくれるでしょう。
8人中2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すばらしい書である。安易なテクニックにながされない、ホンモノの読解力というものを付けてくれる。ホンモノの読解力は、どんな文章どんな状況であっても、ぶれることはないものである。
この書に出会ったのは、私が大学に入って家庭教師をするようになってからである。本屋でこの書を見つたとき、私は衝撃をうけた。そして受験時代に現代文の参考書と言えば自分の受ける大学の赤本(『京大国語25年』など)くらいしかなかったことを酷く嘆いた。家庭教師のためにこの書を何回も読み込んだが、この書で培った力は後々の大学生活でも役にたった。
何度も言うようにこの書をホンモノの力を身につけてくれる。その力は、過去問でテクニックを着けただけでは身に付かない、自分でしっかりと考える力つまりまっすぐに生きる力をつけてくれる。
12人中10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大学受験が終わりすぐに院受験のために買ったが大学受験の時に使っていればもっと現代文の点数は良かったんじゃないかと思った。
自分が現代文の問題集を買うにあたって一番気にかけていたことは主旨、要約があるかどうかだった。
マーク式で主旨を選ばす問題を含んでいる問題集というのはたくさんあるが記述式で自分で主旨を書かせる問題集っていうのはあまりない。
これと河合の格闘ぐらいではないかと思われる。
本当はあるがどっかに埋もれてて名前が挙がらないだけかもしれないが兎に角有名なのは上記の二つ。
なぜマーク式じゃいけないかと言うと「なんとなくこれ」で選んじゃうから。
でも記述式だと本当に自分がその文章を理解できているかどうか分かるのが利点。
実際に主旨を問う問題は大学入試でも出題され配点も大きい。
主旨の見つけ方まとめ方もかなり分かりやすく説明されていて本書をやる前は予備校の授業などで主旨&要約が全く出来なかった自分が2題目には8割出来ていた。
また本書では意味段落の大切さを理解することになるだろう。
意味段落をまとめておけば抜き出し問題や言い換え問題で探す範囲がぐぅ〜んと狭くなる。
本当にこれはおススメ。
7人中3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本当に良い本です。文章を読むとはどういったことなのかを教えてくれます。要約問題にも取り組めば、どんどん力がつきます。
15人中12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自分はこの本を見てショックを受けました。いかに自分が現代文を読めてない事がわかったのです。
最初、自分は現代文に対して「人によって読み方は違うんだし答えは一つではない」と考えてました。なので選択肢が間違っていても「いや俺はこう思ったからいい」という気を持っていました。そんなもので成績が上がるはずがなく、半分以下を叩き出すのが当たり前になってしまいました。
そこでこの本に目をつけました。現代文の本質が知りたかったのです。
解いてショックを受けました。間違った選択肢の解説を見ると「こうだからこう読めるね」「ここからこの選択肢はありえない」「だからこれはこうなんだ」などとことこまかく説明がなされ、自分が追い込まれていくのがわかりました(口喧嘩で負けたような印象を受けました)。
現代文の本質を知りたいという人にお勧めです。これが本当の現代文の解き方なのだと思います。
ただ一つ注意しておくと、理屈っぽくない人にはかなり疲れやすい本だと思います。幸い自分は理屈っぽいので助かりましたが。